【いわき市の不動産買取】相続した中古住宅のリスクと維持費

いわき市の中古住宅は不動産買取がおすすめ！相続した空き家を放置するリスクと維持費を解説

いわき市の不動産買取では、相続した実家などの売却相談も少なくありません。思い入れがある家であるほど、所有するか売却するかで悩むのではないでしょうか。しかし、誰も住まないまま放置するのはおすすめできません。こちらでは空き家を放置するリスクと年間にかかる維持費をご紹介します。

中古住宅を相続して誰も住まない場合、そのまま家を放置してしまうことも少なくありません。しかし空き家を放置しておくと様々なリスクが生じます。相続した中古住宅・空き家を放置する主なリスクは次の5つです。

相続した中古住宅に限らず不動産には固定資産税が課税されます。住居用の不動産は「住宅用地の特例」により、固定資産税は1／6に軽減されます。

しかし2015年に「空家等対策の推進に関する特別措置法」が制定され、住居用の不動産であっても、相続した中古住宅が「特定空き家」に指定されると、住宅用地の特例が不適用となります。固定資産税額は今の6倍に跳ね上がるため、空き家をそのまま放置すると納税負担が増大するのです。

庭付きの戸建ては手入れを怠ると雑草が生い茂り、見た目が悪くなるだけでなく害獣や害虫が発生します。相続した中古住宅が住宅街にあれば、近隣住民にも迷惑をかけトラブルの原因となるので注意が必要です。

戸建ては手入れを怠ると湿気でカビが発生したりシロアリの被害にあったりして、建物の状態が悪くなりいずれ傾きはじめます。そのような建物は地震や台風などが発生すれば、簡単に倒壊してしまいかねません。

手入れを怠った戸建ては不法投棄をされ悪臭が発生したり、放火されたりする可能性が高いです。近隣住民に損害を与えれば、損害賠償を請求されることもあります。

空き家は不審者に狙われやすくなります。最悪のケースではそこに住み着き空き家を犯罪の拠点にされてしまい、事件が発生すればその一味と疑いをかけられるおそれもあるのです。不審者が増えれば治安が悪くなり、周辺一帯の資産価値も下がりはじめる可能性があります。

「空家等対策の推進に関する特別措置法」で特定空き家に指定されなくても、空き家の維持費は軽視できません。空き家のある場所にもよりますが、土地50～100坪で築30年の木造戸建てであれば、年間20万円ほど必要です。空き家を維持するためにかかる費用の内訳は次のとおりです。

空き家に課税される税金の種類は「固定資産税」と「都市計画税」です。

※固定資産税は住宅用地の特例が適用されれば最大1／6まで軽減できますが、特定空き家に指定されれば適用されません。

そこで生活をしなくても、手入れをする際にライフラインは必要です。必要なときにいつでも水道や電気が使えるようにしておくためには、費用がかかります。

家は経年劣化するので定期的なメンテナンスが必要です。住んでいればこまめな掃除ができますが、締め切った家はカビが生えやすく、気づかないうちに雨漏りをしていたりシロアリの被害にあっていたりする可能性もあります。業者にメンテナンスを依頼したときの費用の相場は以下のとおりです。

●外壁工事：リフォームの内容によって異なりますが、100万～200万円が一般的です。

●庭の手入れ：植木の手入れを職人に依頼する場合は日給15，000～30，000円、草刈り業務は50㎡あたり5，000円～25，000円です。

●シロアリ駆除費用：シロアリ駆除にかかる費用の相場は、坪当たり10，725円（1㎡あたり3，250円）です。状態が悪い場合は別途修繕費用が必要になります。

必ずしも必要な費用ではないですが、放火対策のために加入しておいたほうが安心です。空き家の場合、通常の保険料より高くなることがあります。

このように、空き家を所有しているだけで様々な維持費用が生じます。誰も住まない住宅は早期に売却することをおすすめします。まずは不動産会社へ査定を依頼してください。

団塊世代が高齢者になる時代を迎え、今後は不動産を相続する人が増えることが予想されています。相続した不動産を放置すると、税金や維持費などの費用と、治安のリスクが高まりますので、早めに不動産売却を検討することをおすすめします。

未来 Real Estateは、いわき市南部エリアを中心に不動産買取を行っており、多数の不動産買取実績がございます。いわき市で空き家の売却をご検討中の方は、まずはお気軽にご相談ください。