家電を使ったマットレスの湿気対策は経済的か?湿度の計算は難しすぎました。

本日は家電を使った寝室やマットレスの湿気対策、そのなかでも特に除湿効果が高い「エアコン」に焦点を当てて考えてみたいと思います。

電気料金の値上げのニュースがテレビやWebメディアなどで多く取り上げられていますが、原因は石炭や液化天然ガス(LNG)などの輸入価格高騰が影響。当面値段が下がることは期待出来ないでしょう。

 

「日本睡眠化学研究所」の実験によると、理想的な寝床内気候条件の湿度は50±5

通気性の高い「高密度連続スプリング」マットレスでも、入床後10%近くマットレス内の湿度が上がることから、快適な睡眠環境を目指すなら寝室の湿度は50%程度に保つよう心掛けるといいかもしれません。

 

個人的な感覚ですが、

軽い洗濯物を「エアコン」を使って部屋干ししようとすると、最低でも3時間はかかると思うのですがいかがでしょう?(寝室のマットレスは洗濯物ほど湿ってはいませんが)

19時に夕食を摂る前にエアコンの「除湿モード」をON

22時に就寝するとして約3時間、寝室の湿度を調整するとします。

 

*1kWhあたり27円で計算。(公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会 電力料金目安単価)

1000Wのエアコンを3時間使用で1日約81円。1ヶ月で約2,430円になります。

新築1戸建ての一般的な間取りは2階に3部屋。ということは3台のエアコンを運転するとなると・・・

 

寝室、マットレスの湿度を毎日3時間調整するだけで、1ヶ月約7,290

室温が急激に変化するような使い方をすれば、1000W以上の電力が必要になってきますし、

燃料費調整額の値上げが冬に向けて加速するかもしれない状況を考えると、私のような庶民には現実的ではありません。

 

かといって何もしなければ

↓   ↓   ↓

約10年経過した「ポケットコイルマットレス」の内部

約10年経過した「高密度連続スプリングマットレス」の内部

 

布団からベッドにすると、「こんなに維持費をかけないと長持ちしないの?」と思われる方も多いかもしれませんが、少し雑な例え話をさせていただきます。

 

土を掘るのにプラスチックのスコップを買ってきた。

「そこそこ使うかもしれないけど、壊れたらまた安い物を買えばいいし」

使用初日で破損。

物置を探すと結構値段が張った“ダクトテープ”を発見。

「粘着力もあるし防水性もある。ひとまずこれで補修しよう」

どうも強度が足りず土が掘りずらい

「やっぱりプラスチックは駄目だ」

SALEで安くなっていたスチール製のスコップを買ったら、あっという間に錆びた。

 

重要なのは最初です。

使用される場所の環境、想定される使用年数、メンテナンスコストなどを踏まえた上での商品選びが兎に角重要なんです。

次回はマットレスの選び方を解説してみたいと思います。

 

 

 

福島県いわき市の外れの方に位置する植田町。

JR植田駅より徒歩5分の場所に店舗を構えさせていただいておりますが、いわき市内にお住まいの方でもなかなか足を運びにくい立地かな?と思われますので、家具に関する最新情報をインスタグラムで発信させていただいております。

吉田家具店Instagramはこちら

 

【配送エリア】

福島県いわき市に限らず、茨城県北茨城市、茨城県日立市、茨城県水戸市方面、福島県白河市、福島県須賀川市、福島県郡山市、福島県本宮市方面、福島県広野町、福島県楢葉町、福島県双葉町方面へもお届けさせていただいております。

お気軽にご相談ください。

吉田家具店ホームページはこちら

 

ご来店いただけることを

心よりお待ちしております。