本日は「洗えないマットレス」の湿気対策方法をご紹介させていただきます。
まず、パっと思いつく方法をいくつか上げてみます。
①除菌、消臭スプレーを使う
②エアコン、扇風機、除湿器を使う
③窓を開けて風を通す
④除湿剤を使う
⑤壁や床から隙間を空けてベッドを設置する
今回はタイトルにもあります「除菌スプレー」について考えてみたいと思います。
①除菌、消臭スプレーを使う
手軽に“シュシュ”っと出来るとても便利な「除菌、消臭スプレー」。個人的にはオススメ出来ません。
その理由は、湿度の上昇によるカビ、ダニの繁殖には「なるべく湿度を下げたい!」はずなのに、水分を足すという謎の行為は、私なら絶対に選びません。
先日も上げさせていただいたフランスベッドのデータを見てみます。
ご覧いただきたいのは、起床後の「マットレス内の湿度」。
寝室の湿度を0%とした場合でも、5時間後のマットレス内の湿度は“ポケットコイルマットレス”ですと10%前後、通気性の良い“高密度連続スプリングマットレス”でも2%前後残ります。
要は、湿度が0%のお部屋においてもマットレスは乾燥しきらないのです。マットレスが乾燥しきらないうちにまた入床の時間がきますので、マットレス内のベースの湿度は更に上昇することは容易に想像出来ます。
人間は睡眠時200ccの水分を放出すると言われております。最低でも1年で365回使うマットレス。昼寝を寝室でされる方は400回、450回とマットレスを使用するとなると・・・
とにかく湿気の影響を受けやすいマットレスは、乾燥させることが最優先!だと私は思うのですが皆様いかがでしょうか?
それと除菌、消臭スプレーの「内容成分」についても少し触れてみたいと思います。
【消臭】
主成分のトウモロコシ生まれの環状オリゴ糖成分「シクロデキストリン」は、真ん中が空洞になった分子構造をしており、その空洞に他の分子が定着すると臭いを吸着するようです。この環状オリゴ糖成分がベタつきの原因になるようで、フローリングのお掃除に適さない理由が分かります。
【除菌】
特定除菌成分の「ク〇ォット」はどうやら第〇級のアン〇ニウム〇化合物のことで・・・
興味がある方は必ずお調ベいただき、常用するかどうかは各自ご判断ください。
まとめますと、
寝室、マットレスの湿気対策に「除菌、消臭スプレー」を使うことはやはりオススメ出来ません。
次回は、昨今高騰する電気料金から考える家電を使った寝室、マットレスの湿気対策を考えてみたいと思います。
福島県いわき市の外れの方に位置する植田町。
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