閉店後、ワックスがけをした帰りの出来事です。
休み前ということもあり、バイクで走るバイパスはとても心地よく
「あ、何か食べて帰ろう」
鹿島のガソリンスタンドで右折し一般道へ
”横浜ラーメン”
自分が高校生の時だったか定かではないのですが、
神谷に出来たばかりの”横浜ラーメン”には、バイトの給料が入ると真っ先に脚を運んでいた記憶があります。
屋台のようなライトが照らす駐車場にバイクを止め店内へ
食券を買い、テーブルについて携帯をいじっていると
「バイクで来ました?」
まだ小さいお子さんを抱っこした、見た感じ20代の男性。
お客さん?…いや違う。知らない。
「はい」
まず誰?
「これ落ちてましたよ」
ん?それ僕の鍵じゃん。
ん?!!!
「あ、ありがとうございます!助かりました!」
「いえいえ^^」
バイクに戻った時、鍵がない!なんて…最悪だ。
ほんとに助かりました。
しかもとってもスマートな対応に、自分もいろんな意味で「まだまだだな」と気づかされまして
食後お邪魔かなとは思ったのですが、どうしてもちゃんとお礼が言いたくて、ご家族がいらっしゃるテーブル席へ
「鍵、ほんとにありがとうございました。助かりました」
「いえいえ^^」ご主人
「お気をつけて^^」奥様
…
親切にした見知らぬ他人に”お見送り”とかどんだけ人間出来てるの
しかもサラッと言葉が出てきたよ
自分のおちょこの裏ほどの器が更に小さく感じた瞬間でした。泣くぞ
帰りの道中
核家族化の原因かどうかは分かりませんが、希薄になってしまっている人間関係。
一番大切であろう人と人とが”助け合う”そんなコミュニティも、今ではネットでお手軽に作られ消化されてしまう
先日息子が一歳の誕生日を迎えました。
自分はどうなんだろう?
毎日大切な”何か”を落っことしながら過ぎてしまっている気がしてならなくて
大切な”何か”をおっことs
財布落とした。