本日も当ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
前回の話の続きになりますが、
「腰痛」でお悩みのお客様へ、65年間地域の皆様に支えられてきた家具屋に務める一社員として、腰痛で社会復帰もままならなかった一人の人間として、何かお力になれることはないか?いろいろと調べながら考えてみます。
良く言えば「諦めない」、悪く言えば「しつこい」性分の私ですが、どうぞお付き合いください。
復習します。
日本整形外科学会によると腰痛の原因は大きく分けて2つ
・腰(脊椎)に由来するもの
・腰(脊椎)以外に由来するもの
になります。では、家具屋の一社員目線で、この2つの問題に対する打開案をいくつか提示させてください。
【腰(脊椎)に由来するもの】
まず「腰(脊椎)に由来する腰痛」から
10代から始まるとされている椎間板の劣化から起こる腰痛は、適度な圧力がかかれば劣化のスピードは遅くなり、過度な圧力が加わると劣化のスピードが速くなるという超ツンデレ。
私が何をするにあたっても大切にしている考え方が、
「足し算」よりも「引き算」
実際私も腰痛で苦しんだときは「あれを買えば良い気がする」「これを買えば効くかもしれない」と、闇雲に手を出した結果、現在何一つ手元に残っておりません。
なので何かを買えば治るという考え方は捨ててください!
家具屋の私からまず提案させていただくとすれば、
「座り方」
を見直しましょう。
【良い座り方、悪い座り方】
足を組む、背中を丸める、背中を必要以上に反る行為は絶対に控え、
「骨盤を立てる」意識を忘れず、坐骨結節(ざこつけっせつ)に体重を乗せるように座りましょう。(骨で座る感覚です。)
下の例をご覧ください!
×悪い例 背もたれにもたれきっている
〇良い例 骨で座っている
ここで陥りがちな思考が、
「骨盤を立てる感覚は掴めてきたけど、疲れるからサポートしてくれる便利グッズを探そう」
この思考はもう捨てて下さい!
姿勢をサポートするのに必要なのは「物」ではなく
間違いなく「筋力」です!
と、言い切りたいのですがそんなに簡単な話ではありません。
まずセオリー通り「骨盤を立てる」座り方は出来ましたか?
この腰に負担が少ないとされている座り方をしてみると、食堂椅子を選ぶにあたって重要なポイントが見えてくるはずです。
背筋を伸ばし坐骨結節に体重を乗せるように座ると、まず気になる点が
①「座面の硬さ
②「座面の奥行き
③「床から座面までの高さ
骨で座るイメージですので、板座(木の座面)では正直痛くて5分と座っていられません。
また、座面の奥行が深すぎると「背もたれ」に頼ろうという意識が強まり、骨盤が寝やすくなります。
深めに腰掛けた状態でも足裏がしっかり床に着いていないと、膝裏の太い血管を圧迫してしまい足先の冷えや痺れの原因にも。
まとめます。
【良い座り方まとめ】
・骨盤を立てて座ったとき(骨で座るイメージ)、坐骨が痛くない。
・骨盤を立てて座ったとき(骨で座るイメージ)、背もたれが姿勢を自然とサポートしてくれる。
・背筋を伸ばし椅子に深く腰掛けたときに、足裏がしっかり床に着く。
「腰(脊椎)に由来する腰痛」でお悩みの方は、是非ご自宅の椅子でお試し下さい。
【腰(脊椎)以外に由来する腰痛】
次に「腰(脊椎)以外に由来する腰痛」です。
この問題に関しましては、循環器、泌尿器、消火器、婦人科系の疾患の可能性もあるとのことですので、無責任に私が発言できることはないのですが、「ストレス」からくる腰痛についてだけ少し触れさせていただきたいと思います。
「ストレス」からくる腰痛の原因の一つには
血行不良
が考えられます。心理的ストレスにより冠動脈が一時的に痙攣をおこし、これによって動悸や息苦しさが起こることがありますが、これと同様にストレスにより腰の筋肉の血流が悪くなり腰痛を引き起こすと考えられています。
正直、この「血行不良」が原因というのが、私は一番重要ではないのかな?と内心思っています。
背筋を伸ばし、坐骨結節に体重をかけて座ることが基本ですが、この姿勢を意識しすぎると、私の場合はかえって腰に違和感が出やすくなります。
その理由を調べてみたところ、
全身がリラックスしていて、筋肉が柔らかい状況であれば血流は正常です。
ただ、背筋を伸ばし骨盤を立てようと緊張しながら座ると、筋肉も緊張して血行不良が起こります。
血流が悪くなると酸素不足により痛みが発生し、栄養不足からだるさを感じます。
また、静脈を圧迫された場合、老廃物や筋肉の緊張成分を排出できないため、いつまでも痛みやだるさがが残ります。
10分、15分試してみたのですが、「腰痛」のために意識的に普段と違った行動を取り入れようとすればするほど、私の場合は逆効果になってしまいました。
せっかくなので「血行不良になる原因」を調べてみます。
【血行不良の原因】
・運動不足
・揚げ物などの脂質、炭水化物、糖分の摂取量が多い
・発汗が少ない
どの情報を見ても、私が行き着いた先はこの3点でした。
では、「ストレス」からくる腰痛に関して私がご提案出来ることをまとめます。
【血行不良の解決策】
・日常的な運動を心掛け、決して無理はしない
・「糖質」の過剰摂取を避け、疲れづらい身体づくりを心掛ける。
・日中は最低でも15分は太陽の光を浴びて「ビタミンD」の生成を促し、夜はゆっくりお風呂で身体を温めてから就寝。
です。私がお伝え出来るのはこの程度のことしかございませんが、腰痛でお悩みの方の一助になれば幸いです。
疲れたら休み、
動きたくなったら動く。
自然体でいられて、
楽しめることが見つかりますように
ご自愛ください。
福島県いわき市の外れの方に位置する植田町。
JR植田駅より徒歩5分の場所に店舗を構えさせていただいておりますが、いわき市内にお住まいの方でもなかなか足を運びにくい立地かな?と思われますので、家具に関する最新情報をインスタグラムで発信させていただいております。
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